肩凝り、腰痛というと日本人の多くが悩む症状ですね。
症状がひどい時は腰痛予防のために腰にサポーターを巻いたり、接骨院やリハビリに通ってマッサージや電気、腹筋運動を習う人もいますよね。
でもやっぱり症状は取れないって方はもしかして骨盤が問題かもしれません。
骨盤が原因かを判断するテストがあります。手で真横から左右の骨盤を押し、圧をかけます。この時に体を前に倒したり、後ろに倒したりして痛みが減ったり、歩いた時の痛みが減るのであれば、これは骨盤を固定する力が弱いことが考えられます。
腹圧を高めるのには腹横筋や骨盤底筋が大事だとよく言われていますがこの筋がうまく働いていないと腰痛が起きる原因にもなってきます。
また歳をとってから尿失禁の原因の1つにもなるので、ぜひ覚えててください。
トレーナーとしてはこれらの筋を鍛えて欲しいなと思うんですが、痛みが強かったり、なかなか運動する時間がない時はサポーターに頼るのも一つの手ですね。あとは予防という点ですごく大事です。
こういった腰痛が特に自転車(ママチャリ、クロスバイク、ロードバイク)に乗ることが多かったり、乗馬、長時間座っている時間が長い人(デスクワーク、ドライバー)に多いんじゃないかと思います。
理由は私たちが普段立っている時は足で身体の重さを支えているけど、坐っている時はお尻で身体をの重さを支えているからです。
骨盤には仙腸関節といい、背骨である仙骨と骨盤で最も大きな寛骨が関節をなす場所があります。ここで上半身の重さを受け止めて、関節の適合性を良くしていると言われます。ただサドルや乗馬のように座る面積が限られている所では関節の適合性が悪く、なおかつ脚を動かしたり、上下に振動することで適合性が悪いなかで動く為、筋肉が頑張りすぎてしまい腰痛がおきやすくなります。
乗馬は股関節内転筋や骨盤底筋を使えるようになるので効果もあるが、初心者のうちは腰痛が出る可能性もあるので着けていたほうが良いかなと思っています。
ドライバーの方は仙骨坐りといって、骨盤を後ろに倒した状態でシートに寄りかかる人が多い。腹圧も入らない悪い姿勢です。この状態で片脚だけの操作を長時間続いたり、振動を受けたりすると腰痛が出やすくなります。
以上のことから今回は腰痛のサポーターではなく、骨盤ベルトを紹介したいと思います。
この骨盤ベルトはまずは固定範囲が大きいこが良いなと思います。特に股関節までしっかりと固定してくれることで自身で骨盤の左右差をみることができるんじゃないでしょうか。
マイナスなところ激しい運動をしながら着けると邪魔になるかもしれないというところです。
ただ、骨盤の安定性を出すうえではすごく良い商品だと思うので、ぜひセルフケアグッズに買ってみて下さい